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バック・トゥ・ザ・フューチャーのあらすじ紹介
【起】バック・トゥ・ザ・フューチャー
ロックとスケボーを愛する高校生マーティ・マクフライは、親友である科学者エメット・ブラウン博士、通称ドクが発明したタイムマシン・デロリアンの実験に立ち会います。
しかし、デロリアンの動力源プルトニウムをドクが騙し取ったリビアの過激派が襲来し、ドクは凶弾に倒れてしまいます。
絶体絶命の中、マーティはデロリアンに乗り込んで逃走しますが、時速88マイルに達した瞬間、意図せず1955年へとタイムスリップしてしまいます。
そこは、彼の両親がまだ高校生だった時代でした。
未来へ帰るためのプルトニウムもなく、彼は過去の世界で完全に孤立無援の状態に陥ってしまいます。
【承】バック・トゥ・ザ・フューチャー
1955年に到着したマーティは、若き日の父親ジョージと母親ロレインに出会います。
しかし、本来ジョージが車に轢かれ、それをロレインが介抱することで二人が恋に落ちるはずだった歴史的瞬間を、マーティが介入したことで自らが轢かれてしまいます。
その結果、なんと母親のロレインが、未来の息子であるマーティに恋をしてしまうという最悪の事態が発生します。
このままでは両親が結ばれず、マーティ自身の存在が消滅してしまう危機に直面した彼は、若き日のドクを探し出し、事情を説明して協力を仰ぎます。
ドクは、マーティが語る「時計台に雷が落ちる」という未来を知っていたことから彼を信じ、未来へ返す手助けを約束します。
【転】バック・トゥ・ザ・フューチャー
マーティは未来へ帰還するため、時計台に落ちる雷の莫大なエネルギーを利用するという計画をドクと共に進めます。
それと並行して、内気でいじめられっ子の父ジョージと、活発な母ロレインを結びつけるという困難なミッションに挑みます。
彼はジョージに自信を持たせようと奮闘しますが、学校の不良ビフ・タネンが常にジョージをいじめ、ロレインに執拗に言い寄るため事態は好転しません。
マーティは、卒業パーティ「魅惑の深海パーティー」で、自分がロレインに乱暴なフリをし、そこをジョージが助けるという計画を実行します。
しかし、計画はビフの乱入で予期せぬ方向へ進み、ビフが本気でロレインに襲いかかります。
その時、ついにジョージが勇気を振り絞り、ビフを強烈なパンチ一発で打ちのめすのです。
【結】バック・トゥ・ザ・フューチャー
ジョージがビフを倒したことで、ロレインは彼の勇気と優しさに心から惹かれ、二人はついにキスを交わし結ばれます。
パーティのステージで、マーティはギタリストの代わりに「ジョニー・B・グッド」を演奏して両親の恋を確実なものにし、歴史に新たなロックンロールを刻みます。
そして、ドクの計画通り、雷が落ちる瞬間にデロリアンで時計台の下を走り抜け、無事に1985年の現代へ帰還します。
彼が戻った現代は、過去を変えた影響で様変わりしていました。
臆病だった父は自信に満ちた小説家になり、家族の関係も理想的なものに変わっていました。
安堵したのも束の間、未来から戻ってきたドクが再び現れ、「君たちの未来に大変なことが起きた」と告げ、マーティと恋人をデロリアンに乗せ未来へと旅立つところで物語は幕を閉じます。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの感想
この映画の根底には「未来は白紙であり、自らの手で切り拓くものだ」という力強いメッセージがあります。
観るたびに、自分の行動一つで未来は良い方向にも悪い方向にも変わるのだという希望と、同時に責任感を感じさせてくれます。
伏線の張り方と回収の見事さは脚本術の教科書と言えるでしょう。
時計台のチラシやギグス・バーガーの店名など、全てが完璧に繋がる構成は圧巻です。
マイケル・J・フォックスのコミカルかつエネルギッシュな演技はマーティそのものであり、クリストファー・ロイドの狂気と天才性を併せ持つドクも唯一無二の存在感を放っています。
最も印象的なのは、やはりクライマックス、雷鳴と共にデロリアンが時空を超えるシーンです。
アラン・シルヴェストリの壮大な音楽と相まって、映画史に残るカタルシスを生み出しました。
普遍的な面白さと緻密な脚本が融合した、まさに奇跡のような作品です。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのおすすめ理由
練りに練られた脚本は、無数の伏線が完璧に回収されるカタルシスに満ちています。
タイムパラドックスという難解なテーマを、誰にでも楽しめる最高のエンターテインメントに昇華させた手腕は驚異的です。
キャラクター造形、音楽、VFXのどれもが時代を超えて輝きを失わず、何度観ても新しい発見があるため、文句なしの満点評価としました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのその他情報
1985年の全米興行収入第1位を記録。
第58回アカデミー賞では音響効果編集賞を受賞し、脚本賞、歌曲賞などにもノミネートされました。
批評家からも絶賛され、タイムトラベル映画の金字塔として、また80年代を代表するポップカルチャーの象徴として、現在も世界中で愛され続けている不朽の名作です。


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