作品情報
- ワンダー 君は太陽
- 製作年:2017
- 洋画
- 製作年:2017
- 上映時間:113分
- カテゴリ:ドラマ, ファミリー
- 監督:スティーヴン・チョボスキー
キャスト
ワンダー 君は太陽のあらすじ紹介
【起】ワンダー 君は太陽
主人公オギー・プルマンはトリーチャー・コリンズ症候群という遺伝子疾患により、生まれつき顔に重度の奇形があります。
これまで自宅学習をしてきましたが、母親イザベルの強い勧めで、10歳にして初めて5年生として学校に通うことになります。
ヘルメットで顔を隠して登校したオギーは、校長のトゥシュマン先生に紹介されたジャック、ジュリアン、シャーロットの3人の生徒に校内を案内されますが、ジュリアンからは心ない言葉を浴びせられ、他の生徒たちからも奇異の目で見られます。
新しい環境への不安と周囲からの偏見に満ちた視線に晒されながら、オギーの挑戦に満ちた学校生活が始まります。
家族の愛に支えられながらも、彼は一人で過酷な現実と向き合わなければならないのでした。
【承】ワンダー 君は太陽
学校生活が始まると、オギーは案の定、多くの生徒から避けられ、いじめの標的となります。
特に裕福な家庭のジュリアンは、執拗にオギーを中傷し、クラスメイトたちにも同調を促します。
しかし、案内役だったジャック・ウィルは、オギーのユーモアと聡明さに惹かれ、次第に心を開き、唯一の親友となります。
二人は科学の授業で協力し、休み時間も一緒に過ごすようになり、オギーにとって学校は少しずつ楽しい場所に変わっていきました。
一方、オギーの姉ヴィアも、弟中心の家庭環境に孤独を感じ、親友ミランダとの関係にも溝が生まれるなど、彼女自身の悩みを抱えていました。
物語はオギーだけでなく、彼を取り巻く人々の視点からも描かれ、それぞれの葛藤や成長が浮き彫りになっていきます。
【転】ワンダー 君は太陽
ハロウィンの日、オギーにとって最大の試練が訪れます。
自分の好きなキャラクターの仮装をしていたオギーは、教室でジャックがジュリアンたちと自分の悪口を言っているのを偶然聞いてしまいます。
「校長に頼まれたから付き合っているだけ」「あんな顔だったら自殺する」という親友からの裏切りの言葉に、オギーは深く傷つき、心を閉ざしてしまいます。
ジャックは自分の過ちに気づき、何度も謝罪しようとしますが、オギーは彼を許すことができません。
しかし、ジャックはその後、ジュリアンのオギーに対する侮辱に我慢ならず、彼を殴ってしまいます。
この事件をきっかけに、ジャックの誠意がオギーに伝わり、二人は和解を果たします。
この出来事を通じて、他のクラスメイトたちも徐々にオギーに対する見方を変え始め、彼を受け入れるようになっていくのでした。
【結】ワンダー 君は太陽
物語のクライマックスは、学校の林間学校で起こります。
オギーとジャックが他校の上級生たちに絡まれ、暴力を振るわれそうになった時、これまでオギーをいじめていたジュリアンの取り巻きだったエイモスたちが助けに入ります。
この事件をきっかけに、オギーはクラスの皆から真の仲間として認められ、ヒーローとして迎えられました。
そして学年末の修了式、オギーはその卓越した人間性と学業への貢献を称えられ、最高の栄誉であるヘンリー・ウォード・ビーチャー賞を受賞します。
スタンディングオベーションで祝福されるオギーを、両親と姉のヴィアは涙ながらに見守ります。
彼は「本当の自分を見てくれる良い友達を持てば、人生は豊かになる」という校長の言葉を胸に、多くの困難を乗り越え、自分自身が太陽のように周りを照らす存在となったのです。
ワンダー 君は太陽の感想
この映画は、「人は見かけで判断してはならない」という普遍的なテーマを、多角的な視点から深く掘り下げた傑作です。
オギーだけでなく、姉のヴィアや親友のジャックなど、周囲の人々の視点を取り入れた脚本が秀逸で、それぞれの葛藤や成長が描かれることで物語に圧倒的な奥行きを与えています。
特に、ジェイコブ・トレンブレイの特殊メイクの下から伝わる繊細な演技は圧巻で、彼の喜びや悲しみが痛いほど伝わってきました。
最も印象に残ったのは、林間学校でいじめっ子だったエイモスたちがオギーを助けるシーンです。
それまでの伏線が見事に回収され、人の心の変化と善意の連鎖に胸が熱くなりました。
鑑賞後は、優しさや思いやりがいかに大切かを再認識させられ、温かい涙と共に心が浄化されるような感動を覚えました。
ワンダー 君は太陽のおすすめ理由
主人公オギーの視点だけでなく、姉のヴィア、親友のジャックなど、複数の登場人物の視点から物語を描く構成が素晴らしく、それぞれのキャラクターが抱える葛藤や心情に深く共感できるためです。
偏見やいじめという重いテーマを扱いながらも、ユーモアと温かさに満ちた演出で、観る者に希望と感動を与えてくれます。
子役たちの自然で卓越した演技、特に主演のジェイコブ・トレンブレイの感情表現は必見です。
誰の心にも存在するであろう「優しさ」を信じさせてくれる、全世代に観てほしい普遍的な名作であるため、高評価としました。
ワンダー 君は太陽のその他情報
第90回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされました。
また、第71回英国アカデミー賞でも同部門にノミネートされるなど、特に特殊メイク技術が高く評価されています。
批評家からの評価も非常に高く、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では批評家支持率85%、観客スコア88%と高い数値を記録しており、観る者の心を温める感動的な作品として広く受け入れられています。


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