作品情報
- 22ジャンプストリート
- 製作年:2014
- 洋画
- 製作年:2014
- 上映時間:112分
- カテゴリ:アクション, コメディ, バディムービー
- 監督:フィル・ロード, クリストファー・ミラー
キャスト
22ジャンプストリートのあらすじ紹介
【起】22ジャンプストリート
高校への潜入捜査を成功させたシュミットとジェンコでしたが、本格的な麻薬捜査では大失態を演じ、麻薬組織のボス「ゴースト」を取り逃がしてしまいます。
その結果、二人は再びディクソン警部が指揮する潜入捜査プログラム「ジャンプストリート」に送り返されることになりました。
今回の舞台は大学で、より豪華になった新本部「23ジャンプストリート」を拠点に、キャンパスで蔓延する新型ドラッグ「WHYPHY」の供給源を探るという任務が与えられます。
二人は大学生になりすまして潜入しますが、高校時代とは立場が逆転します。
スポーツ万能のジェンコはアメフト部のスター選手として人気者になる一方、内向的なシュミットは孤立し、二人のパートナーシップには早くも不穏な空気が流れ始めます。
【承】22ジャンプストリート
ジェンコはアメフト部のクォーターバックであるズークと固い友情で結ばれ、捜査よりも大学生活を満喫するようになります。
一方、シュミットは美術クラスで出会ったマヤという女性と恋に落ち、彼女がドラッグに関わっているのではないかという疑いと恋愛感情の間で揺れ動きます。
それぞれが別のコミュニティに属したことで二人の溝は深まり、ついに捜査方針を巡る大喧嘩の末、コンビ解消を宣言してしまいます。
シュミットとジェンコは別々に行動を開始し、WHYPHYが一時的に集中力を高める効果があるため学生たちが試験勉強のために使用していることを突き止めますが、重要な情報共有ができず、捜査は停滞してしまいます。
ばらばらになったことで、二人はパートナーの大切さを痛感することになります。
【転】22ジャンプストリート
コンビを解消した後、シュミットは独自に捜査を進め、ドラッグの売人が前作にも登場したバイカー集団と繋がっている証拠を掴みます。
さらに、売買の現場には因縁の相手である「ゴースト」の手下がいることも突き止めます。
ジェンコに協力を求めますが、アメフト部の仲間を信じるジェンコは聞く耳を持ちません。
そんな中、シュミットはさらに衝撃的な事実を知ります。
恋人であるマヤが、なんと直属の上司であるディクソン警部の娘だったのです。
この事実がディクソン警部に知られてしまい、彼は激怒しシュミットを任務から外そうとします。
公私ともに絶体絶命の状況に陥ったシュミットでしたが、春休みにメキシコで大規模な取引が行われるという情報を入手します。
ジェンコもまた友情と任務の間で葛藤した末、シュミットと和解し、再び最強のバディとして巨悪に立ち向かうことを決意します。
【結】22ジャンプストリート
春休みで賑わうメキシコのビーチリゾートに潜入したシュミットとジェンコは、そこでWHYPHYをばらまこうとするゴースト一味と対峙します。
二人は壮絶なカーチェイスや銃撃戦を繰り広げ、ジェンコがアメフトで鍛えた身体能力と、シュミットの機転を活かした見事なコンビネーションで敵を追い詰めます。
そして、ゴーストの正体はマヤのルームメイトであるメルセデスだと判明しますが、彼女は組織のナンバー2に過ぎませんでした。
事件の真の黒幕は、父親であるディクソン警部に反発していた娘のマヤ本人だったのです。
最終的に二人はマヤを含むゴースト一味を全員逮捕し、事件を解決に導きます。
エンドロールでは、「23ジャンプストリート:医大潜入」から始まり、宇宙やアニメの世界にまで及ぶ、ありとあらゆる架空の続編の予告編やグッズが次々と映し出され、シリーズそのものを壮大にパロディ化して物語の幕を閉じます。
22ジャンプストリートの感想
本作は単なる続編ではなく、「続編のお約束」そのものを徹底的に茶化し、批評するメタ構造を持つ傑作コメディです。
前作とほぼ同じ物語の骨格を踏襲しながら、予算もスケールも友情の危機も全てをパワーアップさせるという脚本は、続編映画への愛ある皮肉に満ちています。
テーマであるブロマンス(男同士の友情)はより深く掘り下げられ、一度壊れた関係が再生する様は感動的ですらあります。
フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督のハイテンションな演出は健在で、キレのあるアクションと畳み掛けるギャグの応酬は観る者を飽きさせません。
ジョナ・ヒルとチャニング・テイタムの化学反応はもはや至高の域に達しており、彼らの掛け合いこそが本作最大の魅力です。
そして何より、今後のシリーズ展開をすべてネタにしてしまう前代未聞のエンドロールは、この映画を忘れられない一本にしています。
底抜けに明るい笑いと、最高のバディを観たという多幸感に包まれる、文句なしの快作です。
22ジャンプストリートのおすすめ理由
前作をあらゆる面で凌駕した、続編映画の理想形とも言える完成度の高さが評価の理由です。
続編にありがちなマンネリ感を逆手に取り、「どうせまた同じことの繰り返しだろう?」という観客の期待に、最高のユーモアとスケールで応えてくれます。
ジョナ・ヒルとチャニング・テイタムのコンビネーションは前作以上に磨きがかかっており、彼らのアドリブ満載のやり取りは本作の大きな見どころです。
アクションシーンも大幅に豪華になり、コメディとのバランスが絶妙です。
特に、このシリーズの未来をすべてセルフパロディとして描き切ったエンドロールのアイデアは映画史に残るほど斬新で、この作品を唯一無二の存在にしています。
純粋なアクションコメディとして最高に楽しめるだけでなく、映画批評としても機能している知的さを兼ね備えているため、4.5という高評価としました。
22ジャンプストリートのその他情報
批評家筋から絶大な支持を受け、映画レビューサイトRotten Tomatoesでは84%という高い評価を獲得しました。
興行的にも前作を上回る大成功を収め、その年の最高のコメディ映画の一つとして広く認識されています。
受賞歴としては、第20回クリティクス・チョイス・アワードでコメディ映画賞にノミネートされたほか、2015年のMTVムービー・アワードではチャニング・テイタムが最優秀コメディ演技賞を受賞、ジョナ・ヒルとのコンビで最優秀コンビ賞にも輝くなど、その人気と評価を確固たるものにしました。


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