作品情報
- ザ・シューター/極大射程
- 製作年:2007
- 洋画
- 製作年:2007
- 上映時間:125分
- カテゴリ:アクション, サスペンス, スリラー
- 監督:アントワーン・フークア
キャスト
ザ・シューター/極大射程のあらすじ紹介
【起】ザ・シューター/極大射程
元海兵隊の凄腕狙撃手ボブ・リー・スワガーは、アフリカでの任務中に相棒を失い、軍に見捨てられた過去から山奥で隠遁生活を送っていました。
そんな彼の元に、アイザック・ジョンソン大佐と名乗る政府高官が現れ、大統領暗殺計画を阻止してほしいと依頼します。
スワガーは狙撃の専門知識を活かして、犯人が狙撃するであろう場所や方法を予測し、警護計画に協力することを決意します。
彼は愛国心からこの任務を引き受けますが、それは彼を巨大な陰謀へと引きずり込む罠の始まりでした。
彼は再び銃を手にすることへの葛藤を抱えながらも、国家のためにその卓越した技術を提供することを決断するのです。
【承】ザ・シューター/極大射程
スワガーの予測通り、大統領の演説中に狙撃事件が発生します。
しかし、狙われたのは大統領ではなく、隣にいたエチオピアの大司教でした。
そして、その場でスワガー自身が犯人として仕立て上げられてしまいます。
現場にいた警官に撃たれ負傷しながらも、スワガーは辛くも逃走に成功します。
彼は、自分がジョンソン大佐ら政府内の腐敗した勢力によって、大統領暗殺未遂の犯人に仕立て上げられたことを悟ります。
追われる身となった彼は、FBIの新人捜査官ニック・メンフィスを人質に取り、自分の無実を証明するための孤独な戦いを開始します。
メンフィスは当初スワガーをテロリストと信じていましたが、次第に事件の裏にある巨大な陰謀に気づき始めます。
【転】ザ・シューター/極大射程
スワガーは、死んだ相棒の元妻サラ・フェンの助けを借りて傷を癒し、反撃の準備を整えます。
一方、メンフィスも独自に調査を進め、スワガーが罠にはめられた証拠を掴み始めますが、そのために組織から命を狙われるようになります。
スワガーはメンフィスを救出し、二人は協力して陰謀の真相に迫っていきます。
彼らは、事件の背後にアフリカの石油利権を狙うジョンソン大佐と、彼に協力するミーチャム上院議員が存在することを突き止めます。
敵はスワガーを追い詰めるためサラを誘拐し、スワガーは己の狙撃技術を駆使して、敵のアジトである雪山での壮絶な戦いに挑むことになります。
【結】ザ・シューター/極大射程
雪山での戦闘で、スワガーは卓越した狙撃技術とサバイバル能力を発揮し、サラを誘拐した傭兵部隊を壊滅させます。
そして、彼はジョンソン大佐とミーチャム上院議員を司法の場に引きずり出すことに成功します。
しかし、司法長官との密会において、彼らの犯罪行為がアメリカ国外で行われたため、アメリカの法律では裁けないという衝撃の事実を告げられます。
ジョンソンたちは釈放され、正義が踏みにじられたかに見えました。
しかし、スワガーは法が裁けないのなら自分が裁くと決意します。
彼はミーチャム上院議員の屋敷に侵入し、ジョンソンを含む陰謀の黒幕全員を自らの手で処刑し、完全な復讐を遂げるのでした。
そして、屋敷を爆破し、サラと共に姿を消すのです。
ザ・シューター/極大射程の感想
「正義とは何か、法が機能しない時、個人は何をすべきか」という重いテーマを、爽快なアクションエンターテイメントに昇華させた傑作です。
アントワーン・フークア監督による、リアルで緊迫感あふれる銃撃シーンの演出は圧巻で、特に長距離狙撃の描写は観る者をスクリーンに釘付けにします。
脚本も緻密で、スワガーが罠にはめられ、そこから反撃していく過程はカタルシスに満ちています。
主演のマーク・ウォールバーグは、孤高の狙撃手の持つ悲しみと怒り、そして圧倒的な強さを見事に体現していました。
最も印象的なのは、法で裁けない悪を自らの手で処刑するラストシーンです。
法治国家の原則を覆すこの結末は、観る者に強烈な問いを投げかけつつも、同時に悪が滅びる様を目の当たりにして、一種の歪んだ爽快感と虚しさを同時に感じさせました。
全体を通して、理不尽な権力への怒りと、一人の男の信念を貫く姿に心が揺さぶられる作品です。
ザ・シューター/極大射程のおすすめ理由
緻密に練られた陰謀劇の脚本と、それを彩る超人的な狙撃技術の描写が秀逸です。
主人公が罠にはめられ、孤立無援の状態から自らのスキルと知識だけを頼りに反撃していく展開は、観る者に圧倒的なカタルシスを与えます。
単なるアクション映画に留まらず、「法で裁けない悪をどうするべきか」という重いテーマを投げかけるラストは、鑑賞後も深い余韻を残します。
マーク・ウォールバーグのストイックな演技も素晴らしく、リアリティとエンターテイメント性を見事に両立させている点を高く評価しました。
ザ・シューター/極大射程のその他情報
特定の大きな映画賞の受賞歴はありませんが、興行収入的には成功を収め、アクション映画ファンやミリタリーファンからカルト的な人気を誇っています。
特に、そのリアルな狙撃描写や銃器の扱いは高く評価されており、後のアクション映画にも影響を与えたと言われています。
批評家からは賛否両論ありましたが、観客からの評価は高く、手に汗握るエンターテイメント作品として広く認知されています。


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