作品情報
- エンド・オブ・ホワイトハウス
- 製作年:2013
- 洋画
- 製作年:2013
- 上映時間:119分
- カテゴリ:アクション, サスペンス, スリラー
- 監督:アントワーン・フークア
キャスト
エンド・オブ・ホワイトハウスのあらすじ紹介
【起】エンド・オブ・ホワイトハウス
元シークレットサービスで大統領警護官だったマイク・バニングは、かつて大統領夫人の命を守れなかったトラウマから現場を離れ、デスクワークに甘んじていました。
そんなある日、韓国首相との首脳会談が開かれているホワイトハウスが、北朝鮮のテロリスト集団によってわずか13分で占拠されるという前代未聞の事態が発生します。
テロリストたちは、重武装した航空機と地上部隊を連携させ、ホワイトハウスの防衛網をいとも簡単に突破し、アッシャー大統領や政府高官らを人質に取ります。
偶然近くにいたバニングは、自身の判断で単身ホワイトハウスへ突入し、内部からテロリストとの孤独な戦いを開始することを決意します。
彼は自らの過去の失敗を乗り越え、再び国と大統領を守るという使命感に燃えていました。
【承】エンド・オブ・ホワイトハウス
ホワイトハウス内部に潜入したバニングは、その卓越した戦闘スキルと内部構造への深い知識を駆使し、テロリストたちを一人、また一人と排除していきます。
一方、テロリストのリーダーであるカン・ユンサクは、アメリカ全土に配備された核ミサイルを強制的に発射させるためのシステム「ケルベロス」の作動コードを大統領、国防長官、統合参謀本部議長の3名から聞き出そうと、非道な拷問を開始します。
国防長官はコードを渡すことを拒み殺害されてしまいます。
外部では、モーガン・フリーマン演じるトランブル下院議長が臨時の大統領代行として指揮を執り、バニングと唯一の通信手段を確保します。
バニングは内部の状況を外部に伝え、テロリストの目的が日本の海から米軍を撤退させること、そして最終的にはアメリカを核の炎で焼き尽くすことにあると突き止めます。
【転】エンド・オブ・ホワイトハウス
バニングの活躍によりテロリストの数は着実に減っていきましたが、カンはついにアッシャー大統領からケルベロスのコードの一部を入手します。
さらに、統合参謀本部議長からもコードを入手し、残るは国防長官が死ぬ前に漏らしたコードのみとなりました。
カンは国防総省の裏切り者であるデイヴ・フォーブスを利用して最後のコードを入手し、ケルベロスのカウントダウンを開始させます。
アメリカは核による自滅の危機に瀕し、絶体絶命の状況に陥ります。
外部からの救出作戦も失敗に終わり、全ての希望はホワイトハウス内にたった一人で戦うバニングに託されます。
バニングは、人質である大統領の息子コナーを救出し、安全な場所へ逃がすことにも成功しますが、カンとの最終決戦が刻一刻と迫っていました。
【結】エンド・オブ・ホワイトハウス
バニングは、最後の力を振り絞り、カンとの壮絶な一騎打ちに挑みます。
激しい肉弾戦の末、バニングはカンの頭部にナイフを突き立てて殺害し、勝利を収めます。
しかし、ケルベロスのカウントダウンは止まりません。
トランブル大統領代行やペンタゴンの技術者たちと連携し、ギリギリのところでカウントダウンを停止させることに成功し、アメリカは壊滅の危機から救われます。
事件解決後、バニングはその功績を称えられ、再び大統領専属の警護官として第一線に復帰します。
トラウマを克服し、自らの手で国と大統領を守り抜いた彼は、アッシャー大統領と共に星条旗が掲げられたホワイトハウスを見上げ、新たな職務への決意を固めるのでした。
こうして、ホワイトハウスを舞台にした未曾有のテロ事件は、一人の英雄の活躍によって幕を閉じたのです。
エンド・オブ・ホワイトハウスの感想
この映画が掲げる「不屈の精神」と「自己犠牲を厭わない愛国心」というテーマは、極めてストレートで分かりやすく、観客の心を熱くさせます。
アントワーン・フークア監督による演出は、冒頭のホワイトハウス陥落シーンから息つく暇を与えません。
特に、わずか13分で鉄壁の要塞が崩壊する様を、圧倒的なリアリティと容赦ないバイオレンス描写で描き切った手腕は見事です。
脚本はシンプルながらも、主人公マイク・バニングの孤独な戦いを効果的に際立たせています。
主演のジェラルド・バトラーは、まさにハマり役で、肉体的強靭さと人間的苦悩を見事に体現していました。
彼の「我が家(ホワイトハウス)へようこそ」というセリフは、反撃の狼煙を上げるカタルシスに満ちた瞬間として強く印象に残っています。
全体を通して、手に汗握る緊張感と、悪を打ち砕く爽快感に満たされ、王道アクション映画の醍醐味を存分に味わうことができました。
エンド・オブ・ホワイトハウスのおすすめ理由
評価4.2とした主な理由は、その圧倒的なアクションシーンの迫力と、ジェラルド・バトラー演じる主人公マイク・バニングの圧倒的な魅力にあります。
特に冒頭のホワイトハウス襲撃シーンは、そのリアリティとスピード感で観客を一気に引き込みます。
一方で、物語の展開はややご都合主義的な側面や、典型的な「アメリカ万歳」映画の枠を出ない部分もあり、深い物語性を求める観客には物足りなく感じる可能性があるため、満点には至りませんでした。
しかし、娯楽アクション映画としての完成度は非常に高く、何も考えずにスカッとしたい時には最適な一本です。
エンド・オブ・ホワイトハウスのその他情報
本作は特定の著名な映画賞の受賞には至っていませんが、興行的に大きな成功を収めました。
全世界で約1億7000万ドルの興行収入を記録し、その人気から続編として「エンド・オブ・キングダム」(2016年)、「エンド・オブ・ステイツ」(2019年)が製作される人気シリーズとなりました。
批評家からは、その容赦ない暴力描写やプロットの単純さに対して賛否両論がありましたが、観客からは「ダイ・ハード」の再来と評されるなど、痛快なアクションエンターテイメントとして高く評価されています。


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