作品情報
- イコライザー2
- 製作年:2018
- 洋画
- 製作年:2018
- 上映時間:121分
- カテゴリ:アクション, スリラー, 犯罪
- 監督:アントワーン・フークア
キャスト
イコライザー2のあらすじ紹介
【起】イコライザー2
元CIA工作員のロバート・マッコールは、その正体を隠し、ボストンでタクシー運転手として働きながら、理不尽な暴力に苦しむ人々を救う「イコライザー」としての活動を続けていました。
彼はトルコでの誘拐事件を解決し、被害者の少女を母親のもとへ返すなど、人知れず弱者を助ける日々を送っていました。
その傍ら、アパートの隣人でホロコースト生存者の老人サムの世話をしたり、団地の壁に落書きをする不良少年マイルズに目をかけ、彼の更生を手助けしようとしたりと、地域社会にも溶け込み、人々と静かな関わりを持っていました。
マイルズには、人生の道を踏み外さないよう、読書を勧め、兄貴分のように接していました。
これが、彼の日常の平穏な側面でした。
【承】イコライザー2
そんな平穏な日々は、突然終わりを告げます。
マッコールの古くからの友人で、元上司でもあるCIAの優秀なエージェント、スーザン・プラマーが、ベルギーのブリュッセルで発生したCIA協力者の殺害事件の調査中に、何者かに襲撃され、無残にも殺害されてしまいます。
スーザンはマッコールが唯一心を開ける存在であり、彼の過去を知る数少ない人物でした。
彼女の死の知らせを受けたマッコールは、深い悲しみと静かな怒りに燃えます。
彼はCIAを引退した身でありながら、独自の調査を開始することを決意します。
友の死の真相を突き止め、犯人たちに正義の鉄槌を下すため、彼は再び危険な裏社会へと足を踏み入れるのでした。
【転】イコライザー2
マッコールは自身の持つCIA時代のスキルと人脈を駆使し、スーザン殺害の真相に迫っていきます。
調査を進める中で、スーザンの最後の任務が、単なる協力者の殺害調査ではなかったことを突き止めます。
事件の裏には、高度な訓練を受けた暗殺者集団が関与しており、その犯行手口から、彼らが元同僚、つまり自分と同じような経歴を持つプロの工作員である可能性が浮上します。
そして、衝撃の事実が明らかになります。
犯行グループのリーダーは、かつてマッコールが指導し、死んだと聞かされていた元相棒のデイブ・ヨークだったのです。
デイブは、CIAを裏切り、金のために暗殺を請け負う傭兵集団のリーダーとなっていました。
彼はマッコールが調査に乗り出すことを見越し、彼をおびき出すためにスーザンを殺害したのでした。
【結】イコライザー2
全ての真相を知ったマッコールは、デイブ率いる傭兵集団との最後の戦いに臨みます。
決戦の舞台は、マッコールがかつて妻と暮らした、今は廃墟となった海辺の町。
猛烈なハリケーンが迫る中、マッコールは地の利を活かし、罠を仕掛けて元同僚たちを一人、また一人と葬っていきます。
卓越した戦闘スキルと状況判断能力で、武装したプロの集団を相手に圧倒的な力を見せつけます。
そしてついに、デイブとの一騎打ちとなり、激しい格闘の末、マッコールはかつての相棒に自らの手で裁きを下し、友スーザンの仇を討ちました。
事件解決後、マッコールは更生させたマイルズが自分の部屋の壁画を完成させたのを見届け、ホロコースト生存者のサムを生き別れた妹と再会させるなど、再び人々のために力を尽くし、静かな日常へと戻っていくのでした。
イコライザー2の感想
本作は、前作の「弱きを助け強きを挫く」というテーマを継承しつつ、主人公ロバート・マッコールの人間的な側面に深く切り込んだ作品です。
彼の過去との決別、そして唯一の友人であったスーザンの死が、彼の怒りをよりパーソナルで熾烈なものへと昇華させています。
アントワーン・フークア監督の演出は、ハリケーンが吹き荒れる中での最終決戦においてその真価を発揮し、自然の猛威とマッコールの冷徹な怒りがシンクロする映像美は圧巻でした。
特に、デンゼル・ワシントンの演技は素晴らしく、普段の穏やかな表情から、悪を目の前にした瞬間に冷酷な処刑人へと変貌する様は、観る者を惹きつけます。
最も印象に残ったのは、彼がかつての相棒デイブと対峙し、「お前には選択肢があった」と静かに語るシーンで、彼の正義の根源が垣間見えました。
全体を通して、復讐の虚しさと、それでも守るべきもののために戦う男の孤独な魂に触れ、深い感動と興奮を覚えました。
イコライザー2のおすすめ理由
前作のフォーマットを踏襲しつつも、主人公マッコールの内面や過去を深掘りすることで、物語に奥行きを与えている点を高く評価しました。
単なる勧善懲悪のアクション映画に留まらず、彼の人間的な苦悩や友情が描かれることで、感情移入しやすくなっています。
デンゼル・ワシントンの圧倒的な存在感と、クライマックスのハリケーンの中での独創的なアクションシークエンスは必見です。
一方で、物語の展開がやや予測可能であり、前作ほどの新鮮な驚きはなかったため、満点には至りませんでしたが、質の高い続編として十分に楽しめる作品です。
イコライザー2のその他情報
本作は大きな映画賞の受賞には至っていませんが、興行収入的には成功を収めました。
批評家からは、デンゼル・ワシントンの演技とアクションシーンは高く評価された一方で、脚本の独創性の欠如や前作との比較で厳しい意見も見られました。
しかし、観客からの支持は厚く、特にアクション映画ファンからは、マッコールというキャラクターの魅力と相まって根強い人気を誇っています。


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