星の王子 ニューヨークへ行く2 (2021) ネタバレあらすじ紹介

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星の王子 ニューヨークへ行く2のあらすじ紹介

【起】星の王子 ニューヨークへ行く2

アフリカの豊かな王国ザムンダの国王となったアキーム王子は、妻リサとの間に3人の娘を授かり幸せに暮らしていました。
しかし父王ジャッフェが病に倒れ、死の間際に「ザムンダの掟では王位を継承できるのは男子のみであり、お前にはニューヨークに隠し子がいるはずだ」と衝撃の事実を告げます。
隣国の独裁者イジー将軍が、アキームに息子がいないことを理由に政略結婚か戦争かを迫る中、アキームは唯一の世継ぎとなる可能性を秘めた息子を探すため、再び忠臣セミと共にアメリカのニューヨーク、クイーンズへと旅立つことを決意します。
30年ぶりのニューヨークで果たして息子は見つかるのか、そしてザムンダの未来はどうなるのか、新たな冒険の幕が上がります。

【承】星の王子 ニューヨークへ行く2

ニューヨークに到着したアキームとセミは、かつて訪れた床屋やマクダウェル(今やマクドウォールズというザムンダの店)を再訪し、懐かしい人々と再会します。
そしてついに、息子のラヴェル・ジュノンとその母メアリーを見つけ出します。
ラヴェルは定職にも就かず、チケットのダフ屋のようなことをして日銭を稼ぐ青年でした。
アキームは彼に自分が父親であること、そしてザムンダの王子であることを告げ、彼とその家族(メアリーと叔父のリーム)をザムンダへと招待します。
突然のことに戸惑いながらも、豪華な暮らしに惹かれたラヴェルたちはザムンダへ向かいます。
ザムンダの宮殿で、ラヴェルは王子としての教育を受けることになりますが、クイーンズ育ちの彼にとって、ザムンダの厳格な伝統や作法はあまりにも窮屈で、なかなか馴染むことができませんでした。

【転】星の王子 ニューヨークへ行く2

ラヴェルは王子としての試練として、聖なるライオンと対峙するという危険なものに挑むことになります。
彼は機転を利かせて試練を乗り越えますが、ザムンダの伝統と自分のアイデンティティとの間で深く悩みます。
一方、アキームの長女ミーカは、女性であるというだけで王位を継げない古いしきたりに強い不満を抱いていました。
彼女は誰よりもザムンダを愛し、優れた統治者になる資質を備えていたのです。
アキームはラヴェルを次期国王にしようと固執するあまり、ミーカの才能や思いを見過ごしていました。
そんな中、ラヴェルは宮殿で働く理髪師のミレンベと恋に落ちます。
彼女もまた自分の店を持つという夢を持つ自立した女性でした。
ラヴェルはイジー将軍の娘との政略結婚を迫られますが、愛のない結婚を拒否し、自分の人生は自分で決めたいと考えるようになります。

【結】星の王子 ニューヨークへ行く2

イジー将軍との結婚式当日、ラヴェルは愛するミレンベと共にニューヨークへ逃亡します。
アキームは激怒しますが、妻リサに諭され、かつて自分が愛のために父の決めた結婚を拒否し、ニューヨークへ渡ったことを思い出します。
彼は自分の過ちに気づき、古い伝統に縛られるのではなく、愛と家族こそが最も重要であると悟るのです。
アキームはザムンダの掟を改め、長女のミーカを次期国王に指名することを決意します。
そして、イジー将軍の脅威に対しては、武力ではなく、ミーカの指導力で立ち向かうことを宣言し、イジー将軍もそれに感服します。
アキームはニューヨークでラヴェルとミレンベの結婚を祝福し、ラヴェルはクイーンズで人々のために働く道を選びます。
ザムンダは新たな時代を迎え、家族は真の絆を取り戻し、物語は幸福な結末を迎えるのです。

星の王子 ニューヨークへ行く2の感想

30年以上の時を経て帰ってきた本作は、前作への愛に満ちた同窓会のような温かい作品でした。
テーマとして、古い伝統と新しい価値観の対立、そして家族愛の普遍性が描かれており、特に女性が王位を継承するという現代的なメッセージには強く共感しました。
豪華絢爛なザムンダの宮殿や衣装、圧巻のダンスシーンといった映像美は前作を凌駕し、観る者の目を楽しませてくれます。
エディ・マーフィとアーセニオ・ホールの伝説的な一人何役も健在で、その達者な演技は懐かしさと共に新たな笑いを提供してくれました。
特に印象的だったのは、アキームが古い慣習に固執していた自らを省み、長女ミーカこそが次期国王にふさわしいと宣言するシーンです。
前作のテーマを継承しつつ、時代に合わせたアップデートを施したこの決断には胸が熱くなりました。
全体として、物語のテンポやコメディの鋭さでは前作に一歩譲るものの、キャラクターたちの幸せな未来を見届けられた満足感と、ノスタルジックな多幸感に満たされる一本です。

星の王子 ニューヨークへ行く2のおすすめ理由

前作ファンにとっては、懐かしいキャラクターの再登場や数々のオマージュが楽しめる同窓会的な作品として非常に価値が高いです。
エディ・マーフィとアーセニオ・ホールの複数役の妙技も健在です。
しかし、単体のコメディ映画として見ると、ストーリー展開がやや散漫で、笑いのキレも前作ほど鋭くはありません。
物語の核となるメッセージ性は現代的で素晴らしいものの、全体的なまとまりやテンポに欠ける点が評価を少し下げました。
そのため、ファン補正を含めても満点には至らず、3.2という評価としました。

星の王子 ニューヨークへ行く2のその他情報

第94回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされました。
批評家からの評価は賛否両論で、前作ファンからのノスタルジーを評価する声がある一方、ストーリーの陳腐さや前作ほどの面白さはないという厳しい意見も見られました。
しかし、豪華な衣装や美術、俳優陣のパフォーマンスは高く評価されています。

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