ジョン・ウィック:コンセクエンス (2023) ネタバレあらすじ紹介

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ジョン・ウィック:コンセクエンスのあらすじ紹介

【起】ジョン・ウィック:コンセクエンス

前作で主席連合に追われる身となったジョン・ウィックは、ニューヨークの地下組織で潜伏生活を送りながら反撃の機会を窺っていました。
彼はまず、モロッコにいる主席連合の首長を殺害することで自由への道を切り開こうと試みます。
しかし、この行動は主席連合の怒りを買い、新たに権力を握ったグラモン侯爵は、ジョンを抹殺するために無慈悲な追跡を開始します。
侯爵は、ジョンの旧友である盲目の暗殺者ケインと、ジョンの協力者である大阪コンチネンタルの支配人シマヅを標的に定め、ジョンを孤立させようと画策します。
ケインは娘の命を人質に取られ、不本意ながらもジョンを追うことを余儀なくされます。
一方、シマヅは旧友ジョンへの義理を貫き、彼を匿うことを決意します。
こうして、ジョンは主席連合の巨大な権力と、旧友との宿命的な対決に巻き込まれていくのです。

【承】ジョン・ウィック:コンセクエンス

グラモン侯爵の命令を受けた主席連合の部隊が、シマヅが支配する大阪コンチネンタルホテルに襲来します。
ジョンは、シマヅとその娘アキラと共に、最新鋭の装備で武装した敵の大群と壮絶な死闘を繰り広げます。
この大阪での攻防戦は、刀や弓矢、銃が乱れ飛ぶ壮絶なもので、多くの犠牲者を出しながらも、ジョンは辛くも生き延びます。
しかし、この戦いの最中、ケインが現れ、シマヅと対峙します。
二人は旧友でありながらも互いの信念のために刃を交え、激闘の末にケインはシマヅの命を奪います。
父を目の前で殺されたアキラは、ケインへの復讐を誓い、ジョンもまた、友を失った悲しみと怒りを胸に、次なる戦いの地へと向かうことを決意するのでした。

【転】ジョン・ウィック:コンセクエンス

ジョンは主席連合から自由になる唯一の方法が、古の掟に基づく決闘であることを知ります。
彼は主席連合の一員であるルスカ・ロマ・ファミリーに復帰し、決闘の権利を得ようとします。
ベルリンでファミリーのボスと対峙したジョンは、かつて彼らを裏切った過去を清算するため、ファミリーの敵である巨漢の殺し屋キーラを倒すという試練に挑みます。
ナイトクラブでの激しい戦いの末、ジョンはキーラを殺害し、ファミリーへの復帰と決闘の権利を認められます。
そして、ジョンはグラモン侯爵に正式な決闘を申し込み、侯爵もこれを受諾します。
決闘の場所はパリのサクレ・クール寺院、日時の日の出と定められました。
しかし、侯爵は卑劣にもジョンに莫大な懸賞金をかけ、決闘の場所へたどり着かせないよう、パリ中の殺し屋たちをけしかけるのでした。

【結】ジョン・ウィック:コンセクエンス

パリの街は、ジョンを狙う殺し屋たちで溢れかえり、地獄絵図と化します。
ジョンはケイン、そして懸賞金目当ての追跡者ミスター・ノーバディとその愛犬の三つ巴の戦いを繰り広げながら、決闘場所であるサクレ・クール寺院へと向かいます。
特に222段にも及ぶ階段での死闘は熾烈を極め、何度も突き落とされながらも、最終的にはケインの助けを借りて頂上へとたどり着きます。
日の出の時刻、ジョンとケインはグラモン侯爵の代理人として決闘に臨みます。
一発ずつ撃ち合うルールの中、三発目の銃弾を受けたジョンは倒れ込みます。
勝利を確信した侯爵がとどめを刺そうと近づいた瞬間、ジョンがまだ発砲していなかったことが判明します。
ジョンは最後の弾丸で侯爵の頭を撃ち抜き、ついに自由を勝ち取ります。
しかし、深手を負ったジョンは階段に座り込み、妻ヘレンの名前を呟きながら静かに息を引き取ります。
彼の墓は妻の隣に建てられ、ウィンストンとバワリー・キングがその死を悼むのでした。
エンドクレジット後、娘の復讐に燃えるアキラがケインの前に現れるシーンで物語は幕を閉じます。

ジョン・ウィック:コンセクエンスの感想

「死」をもってしか得られない「自由」とは何か、という重厚なテーマを、シリーズ最高峰の過剰なまでに研ぎ澄まされたアクションで描ききった傑作です。
全編が見どころと言っても過言ではないほど、チャド・スタエルスキ監督の演出は冴え渡り、特にパリの凱旋門でのカー・フー(車を使った格闘術)や、俯瞰視点で描かれる長回し銃撃戦の映像美は圧巻の一言です。
キアヌ・リーブスが纏う死への覚悟と疲労困憊の演技は、キャラクターに深みを与え、盲目の達人を演じたドニー・イェンの人間味あふれる殺陣、そして冷徹な悪役を見事に体現したビル・スカルスガルドの存在感が、物語に強烈な緊張感をもたらしています。
最も印象に残ったのは、サクレ・クール寺院へと続く長い階段で、何度も撃たれ、突き落とされながらも、ただひたすらに頂上を目指すジョンの姿です。
それは彼の不屈の魂と、自由への渇望そのものであり、観る者の胸を激しく揺さぶりました。
この映画は、壮絶なヴァイオレンスの先に、ある種の静謐なカタルシスと深い哀愁を感じさせる、唯一無二のアクション叙事詩でした。

ジョン・ウィック:コンセクエンスのおすすめ理由

シリーズの集大成として、物語に一つの区切りをつけながらも、アクションのクオリティを前作からさらに引き上げた点を高く評価します。
約3時間という長尺を感じさせない圧倒的な密度と熱量、キアヌ・リーブスをはじめとするキャスト陣の体を張った熱演、そして様式美すら感じさせる独創的なアクションシークエンスの数々は、映画史に残るレベルです。
特にドニー・イェン演じるケインのキャラクター造形が素晴らしく、ジョンとの対比構造が物語に深みを与えています。
結末については賛否が分かれるかもしれませんが、ジョン・ウィックというキャラクターにとって最も美しい退場だったと解釈しており、その潔さも評価の対象です。

ジョン・ウィック:コンセクエンスのその他情報

第96回アカデミー賞へのノミネートは逃したものの、批評家や観客からはシリーズ最高傑作との呼び声が高く、世界興行収入もシリーズ最大のヒットを記録しました。
特にアクションシーンの独創性とクオリティは絶賛され、ゴールデン・トレーラー・アワードで最優秀アクション賞を受賞するなど、技術的な評価を数多く獲得しています。
多くの映画レビューサイトで高スコアを記録し、2023年を代表するアクション映画の一つとして広く認知されています。

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