ジョン・ウィック:パラベラム (2019) ネタバレあらすじ紹介

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ジョン・ウィック:パラベラムのあらすじ紹介

【起】ジョン・ウィック:パラベラム

前作のラストでコンチネンタル・ホテル内の不殺の掟を破った伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、組織から「破門」を宣告され、1400万ドルという巨額の懸賞金をかけられます。
全世界の殺し屋から命を狙われる立場となった彼に残された猶予はわずか1時間。
ジョンは深手を負いながらも、ニューヨークの街を駆け抜けます。
図書館では規格外の巨漢暗殺者を本で殺害し、アンティークショップでは無数のナイフが飛び交う壮絶な死闘を繰り広げます。
猶予時間が尽きると同時に、街中の殺し屋たちが一斉に彼に襲いかかります。
迫りくる追手を次々とかわし、主席連合から逃れる唯一の望みをかけて、彼はかつての恩人である「ディレクター」を訪ねます。
そこで過去の忠誠の証であるロザリオを差し出し、主席連合の支配が及ばないカサブランカへの逃亡を手助けしてもらうのでした。

【承】ジョン・ウィック:パラベラム

カサブランカに到着したジョンは、旧友であり現地のコンチネンタル・ホテルの支配人であるソフィアに助けを求めます。
彼女は当初、関わることを拒否しますが、ジョンがかつて彼女を助けた際に交わした「血の誓印」を突きつけられ、協力を余儀なくされます。
ジョンの目的は、主席連合の頂点に君臨する唯一の存在「首長」に謁見することでした。
そのための情報を得るべく、二人はソフィアの元ボスであるベラーダのもとを訪れます。
しかし交渉は決裂し、ベラーダがソフィアの愛犬を撃ったことをきっかけに、壮絶な銃撃戦へと発展します。
ジョンとソフィア、そして彼女が訓練した2匹のベルジアン・シェパード・マリノアによる、前代未聞の連携アクションが炸裂し、敵の拠点を壊滅させます。
ベラーダから首長に会うためのヒントを得たジョンは、砂漠を一人でさまようという過酷な試練に身を投じることになります。

【転】ジョン・ウィック:パラベラム

その頃、ニューヨークでは主席連合から派遣された冷酷な「裁定人」が、ジョンに協力した者たちへの粛清を開始していました。
コンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストン、そして情報王バワリー・キングは、それぞれ裁定人から厳しい追及を受けます。
主席連合への忠誠を問われたウィンストンは巧みに追及をかわしますが、バワリー・キングは抵抗したため、裁定人が差し向けた最強の暗殺者ゼロとその弟子たちによって組織を壊滅させられ、自身も瀕死の重傷を負わされます。
一方、砂漠で力尽きたジョンは首長に拾われ、主席連合への絶対的な忠誠を再び誓うことで命拾いします。
その代償として、自らの結婚指輪をはめた薬指を切り落とし、さらに自分をこの窮地に追いやったウィンストンを殺害するよう命じられます。
ニューヨークへ戻ったジョンはコンチネンタル・ホテルでウィンストンと対峙しますが、旧友を殺すことを選ばず、共に主席連合と戦う道を選びます。

【結】ジョン・ウィック:パラベラム

ジョンの反逆を受け、裁定人はコンチネンタル・ホテルを「聖域解除」し、主席連合の重武装した精鋭部隊を送り込みます。
ウィンストンはホテルを要塞とし、ジョンはコンシェルジュのシャロンと共に、壮絶な籠城戦に挑みます。
次々と襲い来る敵を最新鋭の銃器で迎え撃ち、ついにはガラス張りの部屋で最強の敵ゼロとの一騎打ちを迎えます。
互いの技と敬意がぶつかり合う死闘の末、ジョンはゼロを打ち破ります。
しかし、戦闘が終結したかに見えたその時、ウィンストンは裁定人との交渉の場で驚くべき行動に出ます。
彼は主席連合への忠誠を示すため、屋上にいたジョンを躊躇なく銃撃し、ビルから転落させるのです。
全てはウィンストンの策略かと思われましたが、満身創痍のジョンは、同じく裁定人に粛清されたバワリー・キングによって救出されていました。
復讐心に燃えるバワリー・キングが「主席連合に怒っているか?」と問いかけ、ジョンが静かに「ああ」と答えるところで物語は幕を閉じ、より大きな戦いの始まりを予感させます。

ジョン・ウィック:パラベラムの感想

本作は「ルールの代償」というテーマを、過剰なまでのアクションで描き切った傑作です。
主席連合という絶対的な秩序の中で、個人の自由意志がどのような結果を招くのか、その皮肉な連鎖が物語の核心にあります。
息つく暇も与えぬアクション演出は圧巻の一言で、特にカサブランカでの犬との連携銃撃戦は、アクション映画史に残る独創性と興奮に満ちていました。
終盤のガラス張りの部屋での決闘は、暴力の激しさと様式美が見事に融合した映像美の極致です。
もはやジョン・ウィックそのものであるキアヌ・リーブスの疲弊しながらも決して折れない魂の演技、そして新キャストのハル・ベリーが放つ圧倒的な存在感も素晴らしかったです。
最も印象に残ったのは、ウィンストンに裏切られ転落したジョンが、復讐の炎を燃やすバワリー・キングに拾われるラストシーンです。
絶望の淵から新たな戦いの狼煙が上がる瞬間に、強烈な興奮と次作への渇望を抱きました。

ジョン・ウィック:パラベラムのおすすめ理由

シリーズの代名詞であるスタイリッシュなアクションが、前作を遥かに凌駕するスケールと物量で展開される点が最大の評価ポイントです。
ナイフ術、馬術、バイク術、そして犬との共闘「ドッグ・フー」など、あらゆる要素を盛り込んだ戦闘シーンは独創性の塊であり、アクション映画の到達点の一つと言えます。
また、主席連合という巨大な裏社会の構造がより深く描かれ、世界観が格段に広がったことで、物語に重厚さが増しました。
衝撃的なクリフハンガーで終わるため、シリーズファンは必見ですが、この一本だけでも最高峰のアクションエンターテインメントとして十二分に楽しめる完成度を誇るため、4.5点という高評価に至りました。

ジョン・ウィック:パラベラムのその他情報

第45回サターン賞で最優秀アクション/アドベンチャー映画賞を受賞したほか、全米映画俳優組合賞(SAG賞)でスタント・アンサンブル賞にノミネートされるなど、特にスタントやアクションのクオリティが高く評価されました。
批評家からもシリーズ最高傑作との呼び声が多く、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では批評家・観客ともに高い支持率を獲得。
興行的にも前2作を大きく上回る成功を収め、ジョン・ウィックシリーズの人気を不動のものにした作品として広く認知されています。

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