作品情報
- ターミネーター 2
- 製作年:1991
- 洋画
- 製作年:1991
- 上映時間:137分
- カテゴリ:SF, アクション
- 監督:ジェームズ・キャメロン
キャスト
ターミネーター 2のあらすじ紹介
【起】ターミネーター 2
前作から10年後、核戦争後の未来で人類抵抗軍のリーダーとなるジョン・コナーを守るため、抵抗軍は旧型のターミネーターT-800を再プログラムして過去へ送り込みます。
一方、人類に反旗を翻した人工知能スカイネットは、少年時代のジョンを抹殺すべく、あらゆる形状に変化可能な液体金属製の新型ターミネーターT-1000を送り込みます。
未来の出来事を警告し続けたジョンの母サラ・コナーは、精神異常者と見なされ精神病院に厳重に収監されていました。
養父母のもとで非行に走る孤独な少年ジョンは、何も知らずに日常を送っていましたが、ある日、彼を探す2体のターミネーターとショッピングモールで遭遇し、壮絶な追跡劇が幕を開けるのです。
【承】ターミネーター 2
T-1000の執拗な追撃からジョンを救ったのは、かつて母サラを殺しに来たのと同じ姿のT-800でした。
最初は恐怖と不信感を抱くジョンでしたが、T-800が自分を守るために来たことを知り、次第に心を開いていきます。
ジョンはT-800に人間らしい言葉遣いや笑顔を教え込み、決して人を殺さないよう命令します。
二人の間には、機械と人間の垣根を越えた疑似親子のような絆が芽生え始めます。
その後、二人はT-1000の追跡をかわしながら、精神病院に囚われているサラの救出作戦を決行します。
変わり果てた戦士のような姿のサラは、T-800を見て激しく動揺しますが、息子を守るという共通の目的のために彼を受け入れ、未来を変えるための戦いに身を投じることを決意します。
【転】ターミネーター 2
「審判の日」を阻止するため、サラはスカイネット開発の首謀者であるサイバーダイン社の技術者マイルズ・ダイソンを殺害しようと単独で行動を起こします。
しかし、ダイソンの自宅で彼の妻子を目の当たりにし、引き金を引くことをためらいます。
そこに駆けつけたジョンとT-800の説得で、サラは殺害ではなく、未来に起こる悲劇の真実をダイソンに伝え、協力を得る道を選びます。
自らの研究が人類を破滅させることを知ったダイソンは、すべての研究データと、保管されていた初代ターミネーターの残骸(腕とCPUチップ)を破壊するため、サイバーダイン社への潜入に協力します。
しかし、警察の特殊部隊に包囲され絶体絶命の窮地に陥ったダイソンは、仲間を逃がすため、自らの命と引き換えに社を爆破するという悲壮な自己犠牲を遂げるのです。
【結】ターミネーター 2
サイバーダイン社の爆破後も、T-1000の執拗な追跡は続きます。
パトカーやヘリ、液体窒素を積んだタンクローリーを駆使した激しいカーチェイスの末、ジョンたちは製鉄所へと追い詰められます。
そこで繰り広げられる最終決戦は熾烈を極め、T-1000の驚異的な再生能力の前にT-800は左腕を失い、システムも損傷し機能停止してしまいます。
絶望的な状況の中、T-1000がサラにとどめを刺そうとした瞬間、T-800は予備電源で再起動し、グレネードランチャーでT-1000の体を吹き飛ばし、バランスを崩したT-1000は溶鉱炉へと転落、完全に消滅しました。
しかし、未来の脅威を完全に消し去るため、T-800自身の中にあるチップも破壊する必要がありました。
ジョンの涙の懇願を振り切り、T-800は「人間の涙の意味がわかった」と告げ、自ら溶鉱炉へと沈んでいきます。
最後に親指を立てるサムズアップを残して。
こうして、未来はまだ白紙であるという希望を残し、物語は幕を閉じます。
ターミネーター 2の感想
本作は単なるSFアクションの傑作に留まらず、「運命は自らの手で切り拓ける」という力強いメッセージと、「機械は心を学習できるのか」という哲学的な問いを観客に投げかける不朽の名作です。
ジェームズ・キャメロン監督の完璧な演出は、息を呑むアクションシーンと深い人間ドラマを奇跡的なレベルで融合させています。
特に、当時としては革新的であったT-1000の液体金属表現のVFXは、今見ても全く色褪せません。
無表情な殺人機械から、人間性を学び、最後には自己犠牲を選ぶT-800を演じたシュワルツェネッガー、戦士へと変貌した母の強さと脆さを見事に体現したリンダ・ハミルトン、未来の指導者のカリスマと少年の純粋さを併せ持つエドワード・ファーロング、そして無機質で底知れぬ恐怖を与えるロバート・パトリック、全てのキャストの演技が完璧です。
T-800が溶鉱炉に沈みながらサムズアップするラストシーンは、何度観ても涙腺が緩む、映画史に残る名場面です。
手に汗握る興奮と、胸を締め付けるような切ない感動が同時に押し寄せる、唯一無二の映画体験でした。
ターミネーター 2のおすすめ理由
アクション映画の金字塔でありながら、家族の愛、自己犠牲、運命への抗いといった普遍的なテーマを重厚なドラマとして描き切っている点が、満点評価の最大の理由です。
当時最先端のVFX技術を単なる見世物で終わらせず、物語の恐怖とカタルシスを増幅させるために完璧に機能させている手腕は圧巻の一言。
守られるだけの少年だったジョンがT-800を導き、殺人機械だったT-800が人間性を学んでいくというキャラクターの成長曲線が実に巧みで、観る者の感情を強く揺さぶります。
脚本、演出、映像、音楽、演技、その全てが完璧に噛み合った、まさに非の打ち所がない作品であり、何度観ても新たな発見と感動を与えてくれる映画史のマスターピースです。
ターミネーター 2のその他情報
1992年の第64回アカデミー賞において、視覚効果賞、音響効果賞、音響編集賞、メイクアップ賞の技術系4部門を見事に受賞。
世界中の批評家から絶賛され、興行的にも大成功を収めました。
現在に至るまで、「SFアクション映画の最高傑作」「映画史に残る続編の成功例」として不動の地位を確立しており、多くの映画ファンやクリエイターに影響を与え続けている金字塔的な作品として評価されています。


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